シアトル道教学院から、気功の教師でアレクサンダー・テクニーク教師でもある座間晶子(ざま・しょうこ)さんを迎えたワークショップを5年ぶりに行います。
今まで何度か開催していて、いつもとても好評だったので、楽しみにされている方も多いと思います。
私自身も、前回、体がとてもゆるんで新しくなったようだったことを思い出します。
また、晶子さんのお話もとても勉強になります。
晶子さんと最初にワークショップをやったのはもう12年前になりますが、そのとき晶子さんが、「虚領頂頸(きょりょうちょうけい」「気沈丹田(きちんたんでん)」という中国の言葉を紹介してくださり、それはアレクサンダー・テクニークで言うプライマリー・コントロールと同じだと教えてくださいました。首が「虚」になると、気が丹田に満ちる、ということです。なるほどと思いました。
今回はどんなお話が聞けるか、楽しみです。
【 座間晶子さんより混元気功について】
混元気功は、私たちの周りにある気を取り入れて、私たちの真ん中にある丹田を養って行くものです。
人は誰でも先天の気を持って生まれてきますが、年齢を重ねるとともに使い減らされて来るものです。これを補い養う効果がこの気功にはあります。
ゆっくりとした無理のない動きなので、お年寄りや体の弱い方などだれにでもできるものです。
こうして気を集めてから、それを全身に巡らせて行く纒絲功(チャンスーゴン)という気功も今回は取り入れて見たいとおもいます。龍遊功、亀蛇気功もやるかもしれません。
気功をする際の動作の原則は、実はアレクサンダーテクニークの原則と共通するもので、無駄な力を使わずに効果的な練功をする鍵になります。
今回のワークショップでは、気功の動作を学習しながらその道教から来た東洋的なものを、アレクサンダーテクニークという西洋的なものに照らし合わせて探って行きたいとおもいます。
まず、立つこと、そしてモンキーなど、アレクサンダー・テクニークの原理を使ったワークを行うことで、みなさんが無理なく気功に入りやすくできればと考えています。
はじめての方も経験者も歓迎!
【座間晶子さんについて】
晶子さんは横浜出身、シアトル在住で、シアトルで道教学院という気功と太極拳の学校をご主人と一緒に運営されています。絵描きでもあり、アレクサンダー・テクニーク教師であり、歌、舞踏、芝居などのパフォーマーでもあり、料理人でもある、多彩で多才な先生です。
http://www.taoiststudiesinstitute.org/ 道教学院のサイト(英語)
http://www.shokoza.com/ 晶子さんのサイト(日・英)
【石井ゆりこについて】
1999年より東京と神奈川を拠点にアレクサンダー・テクニークを教えている。国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』誠文堂新光社、
『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』ヤマハ・ミュージック・メディア
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2017年3月11日(土)10:30~12:30、13:45~16:00
場 所:東京都文京区
………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:10000円 (半日参加6000円)
定 員:12名
講 師:座間晶子/石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:下にあるフォームにご記入ください。または、
yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。
1) お名前 2) お電話番号
3) このワークショップをどちらで知りましたか?
4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)
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