Julian Lage とChris Eldridgeのライブ

Julian Lage とChris Eldridgeのライブ

Julian Lage とChris Eldridgeのライブに行ってきました。

アコースティックギター2本、アンプにつなげず、ステージに立てられた一本のマイクに2人が向かって弾いて、クリスはときどき歌も歌う。

それだけのシンプルなステージが、魔法のようにキラキラな空間になっていく時間!

アドリブも全開で、来る前に聴き込んだCDに収まりきらない、四拍子の曲がワルツになったり、自由自在。

そして複雑なことをお互いアドリブでやってるのに、ふたりの息がぴったり合ってるのがすごい!

ワクワクしました!

ジュリアンとは、まだ彼が20歳だった9年前に、ボストンのアレクサンダー・テクニークの学校で出会いました。(彼はアレクサンダー・テクニーク教師の資格も持っているのです)。そこでワークしあったりしたのだけど、ギターが天才的に上手いだけでなく、人柄もすごく優しい人で、癒し系。
海外の学校で、議論や雑談についていけなかったりすることも多く、心細かった私を、言葉じゃない部分でリスペクトしてくれた1人でした。

今回ひさしぶりに会えて、遅ればせながら、私の著書に出てくるギタリストのイラスト、ジュリアンがモデルなんだよー、と渡したら喜んでくれました。

レッスンしあったときに、「首の前側の楽さを思ってみる」という提案をしてくれたよね。それを今も思い出すよ、と、私も忘れてたことを伝えてくれました。

岐阜、中津川に行ってきました。

岐阜、中津川に行ってきました。

岐阜、中津川に行ってきました。風邪ひきの道中でしたが、お世話になった原さんご夫妻のすてきなお家ですっかりお世話になって、安心して休むことができました。原さんご夫妻、ご一緒させていただいた皆さんに感謝です!

原さんはグリーンウッドワークの大先輩で、周りにはいろんな種類の生木がたくさん、使われるのを待っている森。削り馬やさまざまなナイフ。おもてなし上手でお料理上手の奥さまのようこさん。

6歳のR君を含め、みなさんが思い思いのものを作ってる中、私はロケットストーブの暖をもらって寝てしまっていましたが、最後の日のきのうの朝、先月作りかけたスプーンの続きをやりました。あともう少し!

昨晩帰ってきましたが、風邪はまだ経過中。もろもろ連絡などスローペースになっておりますが、よろしくお願いします。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、木、屋外、自然
画像に含まれている可能性があるもの:3人、石井 ゆりこさんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)、木、植物、屋外、自然
画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、空、屋外、自然
画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、空、屋外、自然
生木のスプーン作りに挑戦

生木のスプーン作りに挑戦

川原でスプーンを削る
川原でスプーンを削る

先日、岐阜の美濃で行われた、「さじフェス」というのに行ってきました。生木を手作業で削り、スプーンを作るのです。
昔ながらのやり方ですが、今、グリーンウッドワークと呼ばれ、静かに脚光を浴びてます。

岐阜県立森林文化アカデミーという、林業や木工など木に関する専門学校の中に、森があって、その森に生えている朴(ほお)の木を丸太にするところまで、スタッフの方々がやってくれていました。その朴の木の丸太を縦に割るところからやらせてもらいました。(この作業は実際にはほとんどスタッフの方がやってくださいました)。

それから、鉈(なた)で形作っていきます。しかし鉈をコントロールするのは慣れないと難しく、以前使ったことのある、両手で引いて使うドローナイフ(銑)で削りました。これは楽しい。「削り馬」にまたがると、足の力で材を固定でき、体全体を使って削りやすいのです。

だいたいの形を削ったら、次は小刀のようなナイフと、刃が丸くカーブしているスプーンナイフで削ります。

このとき手を切ってしまったりしまわないように、ナイフの使い方10種類を教えてもらいました。

硬い材を削るために勢いをつけてナイフを使うとき、いかに力をうまく使って、なおかつ、うっかり体のほうにナイフが向かってしまわないようなやり方10種類、とても参考になりました。

先生はこのさじフェスのために来日しているスウェーデンの職人ヨゲ・スンクビストさん。

先生の手元だけでなく、体全体の使い方を見ていると、初心者の私にも、わかるような気がしました。

一日では終わらなかったので、次の日、宿をとった隣町の郡上八幡の街に流れる美しい河原の流れる音を聴きながら続きを削りました。なんだか幸せな時間。

アレクサンダー・テクニークを使うことで、力を使っても筋肉痛にならず済みます。

うん、このスプーンは仕上げたい。かっこよくなくてよいので実際にスープをこれで飲みたいぞ。

坂田学さん「木の奥」

坂田学さん「木の奥」

きのう、20人入ったら満員の小さなライブハウス、下北沢のleteに、坂田学さんとおおはた雄一さんのライブに行ってきました。

アコースティックギター2本とふたりの声がだけで、その場所の時空間がはてしなく広がる時間でした。

坂田さんの大好きなアルバム『木の奥』のタイトル曲「木の奥」を聴いてたらなみだが出てくる。

「木の奥で声が聞こえる
木の奥で絵が蘇る」

の後、アルバムでは管弦楽のところがギター2本で。森の小さな生き物たちと樹齢に刻まれた記憶たちが合唱してるみたいなんだよね。夜のライブハウスなのに木漏れ日が降りそそぐような。

おおはた君、「ぼくも、このアルバム『木の奥』に参加してるんですよ!」と、すごく嬉しそうに言っていた。自分の持ち歌を歌うとき以上に楽しそうに演奏してた。

鵠沼スタジオ周辺のお店など

鵠沼スタジオ周辺のお店など

鵠沼スタジオ周辺のお店などを、まとめてみました。
アレクサンダー・テクニーク・レッスンに来られたついでに、ゆっくり時間を過ごされされたいときなどに、どうぞ。

・バルケッタ
若い夫婦でやっている、とてもおいしいイタリアン。地場のお野菜をなるべく使っています。小田急鵠沼海岸駅から徒歩5分。

 

・Cafe KABUTOS
鵠沼海岸駅の目の前のビル2階にあるカフェ。ハンバーグが有名ですが、お茶やケーキもとてもおいしい!

 

・Cafe Aroma
藤沢駅北口(江ノ電と反対側の出口)から5分のカフェ。ケーキがおいしい。ミネストローネもとてもおいしい。顔の見える農場のお野菜を使って作っています。

 

・紅茶専門店ディンブラ
30年位前から藤沢の同じ場所で続いている老舗です。店長は紅茶の本をたくさん出版されている磯淵猛さん。しかしそんなことを知らなくても、丁寧なサービスとおいしい紅茶に癒されます。