絵を描く猫
アメリカに行ってきました。
ニューヨークから先生が来日!

ニューヨークから先生が来日!

ニューヨークから、アン・ワックスマンというアレクサンダーテクニックの先生が来日しています。彼女はもう20年教えているベテラン先生です。
来日は、3回目ですが、前の来日は9年ほど前でした。

今朝、彼女のレッスンを受けてきました。
なので、ぼーっとしています。

アレクサンダーテクニックのレッスン受けたはじめの生徒さんがよく、「眠くなる」とか「ぼーっとしてしまう」と言うことがありますが、それを、ひさしぶりに体験しています。

アンさんから習ったことについては、できれば後でもう少し書きたいです。

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「お父さんのバックドロップ」

「お父さんのバックドロップ」

「お父さんのバックドロップ」を観ました。中島らもさん原作、宇梶剛士さん、神木龍之介くん主演の映画です。中島らもさんは、実は昔好きでけっこう読んでました。、まだらもさんが長い小説を書き始める前で、コピーライターとしてや、エッセイを中心に書いていたころで、笑いを追及しているんだけど、弱者に対してや、自分の弱さに対していとおしむような笑いなのでした。しょうもない人物ばっかりなんだけど、生きている、という感じで。で、とうとうらもさん死んでしまいましたけど。

映画とてもよかったです。80年代の大阪の下町という設定になっているのですが、その「80年代」がすごくていねいに作りこまれているのもよかったです。文化住宅(アパート)や、焼き肉屋や、町並みや。。

私は80年代はじめは、主人公の男の子と同じ10代でしたが、郊外に住んでいたのでどっぷりそういう雰囲気につかって生きていたわけではないけれど、でもやっぱりなんだか映画を観て、子どもの頃の原点・的な風景を思い出し、ちょっとその頃に帰りたくなってしまいました。渋谷の映画館の外に出て、「どうしてこんなに風景が変わってしまったんだろう?」と、一瞬愕然としてしまいました。

お父さんがドサまわりのプロレスラーなんですが、子どもと話しているシーンで、
「なんでお父さんはプロレスやってると思う?」
「プロレスが好きだからでしょ!」
「いやちがう、当番だからだ。学校だって、みんなが花の世話ばっかりやっているわけには行かないだろう? トイレ掃除をやる人だって必要だ。それと同じだ」
と言ってたところが、よかったです。
でも子どもはその言葉を聞いているのかいないのか、「お父さんは、僕よりプロレスのほうがずっとずっと好きなんでしょ!」と、怒ってしまうのですが。

はじまりとエンディングの字幕が全部イタリア語なのがおかしかったです。李闘士男監督がイタリア映画が好きで、「この映画はイタリア映画にしたかった!」そうです。
たしかに、イタリア人にも観てもらいたいな。
庶民的などろくささを、おしゃれに描いているところは、たしかにイタリア映画に通じるような気がします。

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