一年
ワークショップ:ポスト3.11を生きていくために~自分、場、大地とつながる

ワークショップ:ポスト3.11を生きていくために~自分、場、大地とつながる

みなさんこんばんは

お元気でお過ごしでしょうか?

去年も何度か一緒にワークをした、坂元仁美さんが、5月に来日されます。
それで、5月23日(月)に鵠沼で、ワークショップをすることになりました。
先日、スカイプで相談して、大枠が決まりました。
平日ですが、いらっしゃれそうな方は、ぜひ、空けておいてください。

坂元仁美さんは、ロンドン在住の、プロセスワークの先生です。
プロセスワークは深くて楽しいワークです。アレクサンダー・テクニークとつな
がるところが多く、補い合うところも多いワークです。

今回は、主にプロセスワークの方法を中心として、アレクサンダー・テクニークのワークも合間にいれて、ワークしていく予定です。

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ポスト3.11を生きていくために~自分、場、大地とつながる

日 時:2011年5月23日(月)11時?17時
場 所:littlesounds鵠沼スタジオ
参加費:5000円(今回、震災後ということで、通常より安くして参加しやすくし
ました。お昼ごはんも込みにできるかも(検討中))
定 員:10名
ファシリテーター:坂元仁美、石井ゆりこ
お申込み、お問合せ:石井ゆりこ yuriko@littlesounds.com

【内容】

・心身の疲れが出る時期なので、からだに気持ちを向けてケアする。

・震災とその後に関して自分の気持ちや体験、気になっていることをシェアする。

・場にあるいろんなロール(要素、役割)に気づき、それに居場所をあたえるエクササイズ。たとえば、「がんばる」「休息」「死者」「死者を悼む」「変化」「変わらないもの」「安全」「不安」「津波」「原発」「大地」・・・などなど。

・自分の実感にしっくりくる要素、役割、逆にそぐわないもの、反発するもの、
それらを深めてみるエクササイズ。

・大地につながるエクササイズ、これからの自分の課題と、それを思い
出させてくれるようなシンボルを持ち帰る。
・そこで出てきたエネルギーをダンス、ムーブメントにしてみる。一筆書きによ
るシンボル。

<ファシリテーター・プロフィール>
坂元 仁美(さかもと ひとみ)

臨床心理士。PWI認定プロセスワーカー。
現在、「アウェアネス」をキーワードに、臨床心理、プロセス指向心理学、死生
学、素人なりに興味を持って学んで来た様々なことをなるべく
シンプルな形にまとめながら、HP、ニュースレター、ワークショップ、スカイプ・セッション等を通して伝えることに取り組んでいます。
日本プロセスワークセンター・ファカルティー。ロンドン在住。
ホームページ:http://www.innerawareness.org

石井ゆりこ

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それではまた♪

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石巻の伝統芸を東京駅に

石巻の伝統芸を東京駅に

みなさんこんばんは

こんな署名のお願いが流れてきたので、署名しました。

説明と署名はこちら 

東京駅の屋根瓦、東北のスレート使用の予定が外材に変更されそうとのこと。泥を落とせば使えるそう。署名本日締切(20日第二締切)。

(以下、ウェブサイトから転送)

谷根千工房の森まゆみです。

ご縁のある、頼りにする方達にでお送りしています。 きょう、石巻市(旧北上町)で多くの文化財の茅葺きをしてきた熊谷産業社長熊谷秋雄さんが東京へ来て立ち寄ってくださいました。私の長年の町つくり仲間です。石巻市は死者2492人、行方不明2770人(7日付)と大変な被害です。熊谷さんのところは従業員は北上川で茅刈りの最中でしたが、日頃の訓練を生かしてみな無事、家族もみな無事でした。しかし家も会社もすべて失いました。

ちょうど、熊谷産業では赤煉瓦の東京駅の修復のため、屋根瓦をていねいに外して、北上に運び、使えるのと使えないのを選別して、汚れを取り、結束して東京へ持っていく直前でした。この瓦のほとんどは戦後の修復の際の登米産の良質なものです。それが津波に洗われ泥だらけになりました。しかし調べたところ、2万枚は回収が不可能でしたが、4万5千枚は洗って塩気を取ればじゅうぶん使えると熊谷さんは言います。ところが残念なことに、JR東日本の設計部と施工会社(鹿島・清水)は工期が遅れないよう、スペインにスレートを発注すると言っているそうです。

そもそも東京駅は建築学会、建築家協会、「赤煉瓦を愛する市民の会」を始め、大正三年竣工した辰野金吾設計の建物を愛する人々によって、ひろく結集した力で保存が決まり、重要文化財にも指定されたものです。その運動に際しては登米や雄勝からも多くの署名や協力をいただきました。自分のところのスレートが東京駅に使われているというのが土地の誇りだったからです。今回,打撃を受けた当地の人たちはスペイン産のスレートに変わったとしたらどんなにがっかりなさるでしょう。反対にJRがそれでも泥のなかからよみがえった登米さんの瓦を洗って使ったらどんなに元気が出るでしょう。JRは全面広告で新幹線の復旧や東北復興に全力を注ぐといっています。高い広告料を払うより、べつのかたちで東北を支援してほしいものです。

熊谷さんは「スレート瓦を一枚に付き2000円とか、3000円とか寄付をいただき、一枚一枚に東北へのメッセージと名前を書いてもらう、それを東京駅の屋根に乗せ、集まったお金でぜひ、全壊した木村満さんの「雄勝天然スレート」の工場を再建することはできないだろうか」と相談に見えました。いまあるスレートで使えるものはとにかく使い、足りなければ雄勝のスレートを使うなり、スペインに発注するなりすればいいと思います。登米のスレートを載せた東京駅が東北復興のシンボルになる、大変素晴らしいプランだと思います。

なぜ心配かというと「雄勝天然スレート」が復興できないと、これから日本の文化財洋館は国産のスレートで葺けなくなります。登米の方は掘り尽くして天然スレートの岩盤が露出して取れるのは木村さんのところだけです。

署名はこちら 

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新学期

新学期

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
学生さんや、学校にかかわる方、お子さんをお持ちの方にとっては、新学期ですね!
会社員や公務員の方がたにとっても、新年度ですね!

いろんなことを乗り越えて、よい1年になりますように!

震災後、早くも1ヶ月になろうとしていていますが、私自身、いろいろに気持ちが揺れる日々です。そんな中、いらしてくださる生徒さんとの時間が、私自身にとって、力になったり、癒しになっています。

来てくださってありがとうございます!

(こちらの事情で延期などにしてしまった生徒さん、ごめんなさい。また近いうちに日程があえばうれしいです!)

—–

レッスンを受けていて、なぜか涙が出た、と言われた生徒さんが、何人かいらっしゃいました。悲しいわけではないのに、なぜだろう? と言いながら。。

意識化で動いていたいろんな感情が、少し解放されたのかもしれないし、意識していても、いなくても、緊張が続いていて、それがゆるんだのかもしれませんね。

私自身、震災後、とても緊張していたのが、友人とのやりとりで、涙が止まらなくなって、泣けたら、だいぶゆるんだ、ということがありました。

単純に体がゆるんだということもあるし、自分の感情に正直になれたということもあるのかもしれない。

緊張していることがいけないわけではないし、必要な反応でもあるけれど、なんらかのきっかけで、少しゆるむことで、より、自分自身に戻ることができて、いろいろな判断をしやすくなればいいな、と思います。

なかなか、安心できない状況のときでも、自分のなかに落ち着ける場所があって、そこから、必要な情報とコミュニケートできるようになればいいな、と思います。私にとってもチャレンジですが。

—–

生徒さんのなかには、もう何日も経ったし、日常に戻ってやるべきことをやるべきだ、とか、あるいは、被災した方のためにも何かやるべきだ、と思うのだけど、日が経っても前のようにできない、と言われる方も何人かいらっしゃいました。

私も、そういう感じがあります。

今は少しスローダウンして、自分にやさしく丁寧に、できる範囲でやる、ということを、自分にゆるして、いいのじゃないかな? と思います。

社会全体の話として、ここから立ち直るのには年月がかかると思います。なので、動ける人は動いて、今動けない人は、じっとしているのもよし、スローダウンして、力を蓄えておくことで、のちのち、役割があると思います。

たぶん、みんなが、震災の後、少し変わったんじゃないかと、そして、変わる必要があるんじゃないかと、そんなふうに感じます。

—–

最近、レッスンでは、声を出してもらうことが多いです。
声を出すのは、体のなかが循環して、血の巡りがよくなって、生命力を取り戻すために、よいです。

歌を歌うのもいいですね。

家でも、よかったら、ちょっと大きめの鼻歌を、歌ってみてください。

(歌声は、自粛しなくていいと思いますよ。)^o^()

石井ゆりこ

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原発おつかれさま。そしてエネルギーをシフト

原発おつかれさま。そしてエネルギーをシフト

福島原発は、70年生まれなので、私が2歳のときに生まれた。ほぼ同世代。
日本が「豊か」になることにがんばってくれていた。
でもその代償は大きかった。

がんばって働きつづけて、ぼろぼろになっても、止まることがむずかしい。

でも、お疲れ様。
もう、休んでいいんだよ。

オンライン署名をみつけました。
枝野さん 安全な電気がほしいです オンライン署名

福島原発の「廃炉」を求める有志の会

上関原発建設をとめよう

↑これから作られようとしている原発。
瀬戸内海の漁師さんたち住む島のある、すごく美しい海のところが建設地。
このあいだ、その祝島を描いた「祝の島(ほうりのしま)」という映画を見た。
自然と調和した人々の暮らし、すごく元気なお年寄りの笑顔、3人だけの子どもたちを島の人みんなで見守る姿勢など、とても印象的だった。
福島もそうだけど、なぜ原発は、こういう美しい、都会よりずっと自給的に近い暮らしを人々がしているところに建てられるの?

浜岡原発を停止しよう
↑静岡県、東海地震が起こるといわれている活断層の真下にある原発。
東海地震が起こったら、直下型地震の可能性が高い。
首都圏にも影響が大きい。

——-

●エネルギーシフト

省エネとエネルギーシフトを組み合わせて徐々に移行していって、2020年には電力の20%を自然エネルギーに、2050年には100%自然エネルギーにする、
というヴィジョン。

エネルギーシフトを考えている人たちが増えている。
そのリーダー的なひとが、
環境エネルギー政策研究所
をいうのをつくった、飯田哲也さんで、
彼は、原子力畑出身だそうです。

飯田さんの、今の現状をふまえた、最新のレポートはこれかな。
PDFだけど、図解も載っているので、眺めるだけでも、希望がもてる。自然エネルギーへのシフトは不可能じゃないんだな、ということがわかる。

自然エネルギーっていうのは、水力、太陽、風力、地熱、バイオなどで、
とくに私は今、地熱発電が気になってます。
アイスランドは地熱発電が100%近いらしい。火山がある国だとできるんだそうです。
しかも、アイスランドの地熱発電の設備は日本製らしい。

それで、菅総理が数日前に、これからは自然エネルギーで行く、という趣旨の発
言をしたので、それを応援していきたい。

(信用できない、と言ってる人もいるようだけど、彼個人を信用できるかどうかというより、やろうとしている内容を応援する人が増えればいいわけだから。そうしたら、仮にこれから政権が変わろうと、いいわけだから。)

環境エネルギー政策研究所(ISEP)によれば、分散型の再生可能エネルギーは、地域経済の活性化にもつながるそうです。
遠い場所や、外国に支払っていた光熱費(原発のお金や、石油代)が、今度は地域でまわるようになるとのことです。そうなったらすばらしいと思う。

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