いつも、ライダウンワークの後はすっきりと寝起きのような気持ちいい状態になります。
アレクサンダーのレッスンを始めて、身体は凄くたくさんの可能性を持っていて、それは、自分で使うことができて、繊細なこともおおきなことも両方出来て、 それを、知っていくことが、身体だけでなく、いろいろなことに今までより多くの可能性を作り出していくんだろうなあと思っています。その可能性には終わり が無くて、だからこそ惹かれずにはいられない。
感情面では、感情と身体が密接に関係しているんだということが、しみじみわかったり、でも、少し感情が複雑になったかなとも思ってます。いままで、たぶんある範囲に振り分けていたような感情が振り分けるのをやめたとき、「この感情はなんだろう」という新しいものをみるときの気持ちが起こってきたりします。
(U.T.さん、28歳女性)
アレクサンダー・テクニークに興味を持ったのは、緊張したりストレスが溜まったりすると肩や首が張ってしまうことが多く、解決の方法を模索してしていたのがきっかけでした。
初めてのレッスンでテーブルワークを受けたときは、体の大きさや、しっかりと大地に立っている感覚に驚きました。
その後レッスンを続けているうちに、初めのような大きな感覚の変化を感じることが減ったように思い、また体の感覚を感じることが難しく思ったりして、続けようか辞めようかと迷ったこともありました。けれど、日々の中でレッスンの時に教わった体の使い方と、物事に対するとらえかたが重なって、ゆっくりと、でも確実に変化し、楽になっているのを感じたことや、言葉をとても丁寧に選び、ゆっくりとした変化を見守ってくださるゆりこさんのレッスンに暖かさと安心感を感じ、続けてみようと思いました。
今は、体を感じることが楽しくなってきています。音楽や風や花の香りや食べ物の味なども、より深く感じられるようになり、とてもうれしいです。これからも、よろしくお願いします。
(Y.H.さん 看護師、狭山市 )
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始めた頃は、アレクサンダー・テクニークによって、ピアノの弾き方、ジンベ(ハンドドラム)の叩き方、ダンスやストレッチの体の動かし方、姿勢などをより良くしていきたと考えていました。
なので、ピアノの椅子に座った姿勢、鍵盤上での手(腕)の動かし方、ジンベを構える姿勢、叩く時の手の動かし方、ダンスの時のバランス、ストレッチの時のからだの意識の仕方など、様々なケースでレッスンしていただきました。
先生がやったことがない(はず)の動作でも、レッスンできるのが不思議でもあり面白いところです。
パフォーマンスに対するレッスンではなく、「人間(の行動)」に対するレッスンだから、そういうことが可能なのかな、と思いました。
レッスンを重ねていくうちに、もっと日常の何気ない動作について気がつくことが増えていったように思います。
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けることによって、楽器演奏やダンスが、いかに日常の自分の状態に左右されているのかに気がつきました。
日常を大事にすることで、演奏やダンスなどの特殊なパフォーマンスも、より磨くことになる。
パフォーマンスが、より自分の中に深く「収まった」ような、そんな感覚になりました。
ピアノについては、生徒に指導する時の自分の態度に大きな変化がありました!
生徒がなかなか弾けなくても、落ち着いて待つことが出来るようになり、次にすべきことを、生徒と一緒に、考える、というレッスンが出来るようになりました。
人を指導する立場の人にとっては、アレクサンダー・テクニークの「人の導き方」は、教え方の一つのユニークな方法としても、非常に参考になると思います。
(T.Eさん ピアニスト、ドラマー、ダンサー)
めまいや体の緊張、姿勢に悩んでいたことがきっかけで、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始めた。めまいが良くなってから、健康のために太極拳をはじめたが、アレクサンダー・テクニークで意識の仕方を学んでいたためか、習得が早く、先生の言うポイントも理解しやすかった。やればやるほどわかってくるので楽しい。
昔、部活で柔道をやっていたときに怪我が多かったり、技がうまくかけられないということがあった。 練習量や筋トレだけでは強くなれないと身に沁みていたが、練習をこなすだけで精一杯で、解決策が見つからなかった。 もしアレクサンダー・テクニークを知っていたら、重心をしっかり落とすことができて技もうまくかかっただろうし、怪我も減ったと思う。
そういう過去の建設的な振り返りができるようになったのもとても嬉しかった。
(N.Iさん、25歳、女性)
作曲の勉強をしている内田拓海君、高校2年生のときからレッスンにいらしてくださっていましたが、この春、晴れて東京芸術大学に合格。とても嬉しそうです。
最初にいらしたときは、手の腱鞘炎に悩まされていて、ピアノの演奏や、楽譜を書くことが、短時間しかできなかったのです。
レッスンでは最初は、直接手のことではなく、胴体のことからはじめました。特に骨盤や股関節のことを重点的にみていきました。そのうち腱鞘炎の症状がなくなっていき、8時間の長丁場の、芸大の入学試験も集中して臨むことができたそうです。
これからはじまる大学生活で、ますます充実した作曲や音楽の活動を続けていただきたいです。
ご本人が、ぜひ、同じ悩みの人に伝えてほしいと言ってくださったので、ご本人の写真付きで載せさせていただきます。ありがとう。