「アレクサンダー・テクニーク」カテゴリーアーカイブ

「『見ること』『見られること』とアレクサンダー・テクニーク講座」を終えて

ポロト湖(北海道白老町)2018/1/31 photo by Yuriko
ポロト湖(北海道白老町)2018/1/31 photo by Yuriko

先週行った「『見ること』『見られること』とアレクサンダー・テクニーク講座」、実は開催前からいつになく関心が高く、早くに満員御礼になっていた講座だったのですが、
「見る」「見られる」というのは本当に幅が広くて…
たとえば人に出会うこと、人前に立つこと、パフォーマンスをすることなどから、本を読むこと、パソコンで仕事をすることなどまで、いろいろなことが含まれていますね。

その幅広いテーマのもとに集まってくださった方に、どれだけ満足していただけることができるかなあ、と、自分でテーマを設定しつつ、ちょっと、どきどきだったのですが、それぞれ、その人に必要なものを持って帰っていただけたようです。

感想をくださった方に了承をいただいて以下に掲載させていただきます。ありがとうございます!

ーー

「『見ること』『見られること』とアレクサンダー・テクニーク講座」をありがとうございました。
終わった後からだが楽で、帰ったら5時間半くらい眠りこけてしまいました。
驚いたのは夕食で、一つ一つの素材の味を強く感じ、いままで以上においしいと感じました。
これまでどれだけ自分の感覚を置き去りにして、力んでいたのか痛感しました。

自分が言葉にしたことや、石井さんと他の方とのやり取りを聞いて、
わたしの頭で考えている「ねばならない」「こうあるべき」には根拠がないとわかり、
いまのところ自分の感覚を信頼できています。
次の日、何人かの知らない人と交流したとき
力むことなく、焦ることなく、自分が居たいように居られました。
自分を信頼することで、相手も信頼できました。

見ること、見られること、また機会があれば参加したいです。

(Y.Sさん 40代女性)

ーーー

「『見ること』『見られること』とアレクサンダー・テクニーク講座」から帰宅して、本を読むとき、肘関節に意識を向けながら動かして本を取ると腕も楽についてきてくれて、脇に程よい空間が生まれました。

それから後頭部に意識を向けながら本の上に目を落として読み始めたところ、いつも後頭部と首の境あたりが固まる感じがあったのですが、それが感じなくなりました。

適当なところで区切りをつけて目を閉じて心に残ったことばを思い出したり、イメージできることはイメージしたりしてみました。

早く内容を知りたいばかりにからだ(首や脇)を固めながら読んでいた時と違って、紙に書いてある文字を通して、内容が立体的に捉えられ、著者と一緒に時間を共有している感覚を感じました。

本を一冊書き上げるにはたくさんの時間がかかりますよね~時には何十年も。一冊の本がわたしの手元に来るまでにも100人以上の人が関わっているとも言われていますね。

これからのわたしの読書の新しい楽しみ方に目を閉じて内容を味わうことが加わりました。急がないで、じっくり味わうのを楽しみたいです。
そうすることによって、目も必要以上に疲れなくなってくるので嬉しい限りです。

疲れは疲れでからだからの大切な「便り」(メッセージ)だと思うので、これをいつでもキャッチできる感覚を持ち続けられるように「気づきのワーク」を生活の中で実践していければと思っています。

ワークショップで自分と違う人の感想をきくとき、いろいろな角度からの受けとめ方があることに気づけるので、とても楽しいです。

私の中での今回のキーワードは「全体を見る」です。今まで、細部をクリアに見ようとして目を酷使していたことに気づけました!

見ること、聞くこと、話すことは体全体とつながっていて、やっとからだが程よい空間を保ちながら立体的になっていることを感じられるようになりました。地に足がつき、支えられていることへの安心感も感じ、メールしながら今、とてもからだが楽になっています。目も楽ですね。

「気づく」ことから、自分の中の世界が少しずつ広がっていくような感覚になりますね。

(Y.Tさん、60代、女性)

ーーー

ほかにも、「人前で演奏する」ことをやってみた生徒さんは、「見られる」ということが課題だったとのことですが、講座の後に、

「演奏するときに自分がどう感じているか、どう考えているか、どうしたいのか、初めてきちんと向き合えたと思います。
自分の考えと向き合うのは、自分一人では難しく辛いのですが、先生やあの場のみなさんのおかげで、何故かとても面白く感じて、すんなりと腑におちました。」

と伝えてくださいました。
まわりのサポートがあるなかで、自分がどう感じ、どう考えているかに向き合うことができ、それを一歩引いて笑える自分に出合う。
そうすると、ほかの可能性があらわれてくる。
そのあとで演奏してくださった音楽は、伝わり方が違っていました。
ご本人にとっても、とても違う感覚だったようです。

そんなことも起こった2時間半でした。

参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
次回は3月18日に同じテーマ、「見ること」「見られること」講座の第二回をやろうと思います。興味をもたれた方はリンクをクリックしてお申し込みください。

また個人レッスンでも、「こういうことに興味がある」とお伝えいただけたら、それについて、やることができますので、日程があわない方はそちらもどうぞ。

みなさんとの出会い、大事な問いを一緒に深めていけることを楽しみにしています。

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、東京と神奈川で週3日づつ個人レッスンを行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。
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気功とアレクサンダー・テクニーク2018/3/4(座間晶子さんを迎えて)

シアトル道教学院から、気功の教師でアレクサンダー・テクニーク教師でもある座間晶子(ざま・しょうこ)さんを1年ぶりにお迎えして、コラボ・ワークショップを行います。

晶子さんは混元気功という、子どもでもお年寄りでもできる易しい気功を紹介してくださいます。
そこにさらにアレクサンダー・テクニークの視点からのワークを取り入れることで、気功の姿勢や動きがより楽に学べる助けになれば、そしてみなさんの日常生活に応用できるようになればと思います。

今までの何度かの開催で、晶子さんの人柄の存在感の場のなかで気功を練習する時間のかけがえのなさを、私自身、いつも感じています。

 

晶子さんのホワイトボード・ドローイング…虚領頂頸、気沈丹田、primary control
晶子さんのホワイトボード・ドローイング…虚領頂頸、気沈丹田、primary control

晶子さんによると、気功をする際の動作の原則は、実はアレクサンダーテクニークの原則と共通するもの、とのこと。

晶子さんが紹介してくださった「虚領頂頸(きょりょうちょうけい」「気沈丹田(きちんたんでん)」という中国の言葉はアレクサンダー・テクニークで言うプライマリー・コントロールと同じだと教えてくださいました。

首が「虚」になると、気が丹田に満ちる、ということだと。

おもしろいですね。

よく、「東洋の考え方では丹田を大事にするけれど、西洋から来たアレクサンダー・テクニークでは首のことをまず言うのは、間逆のようですね」と言われることがあるのですが、実は同じ一つのプロセスのことを言っていたのでした!

丹田が満ちるという結果への道に、首が自由ということがある。 そうすると、からだ全体で動けるようになるのですね。

では、実際にどうしたらそういうふうになれるのか?

それが知りたいな、体験したいなと思われた方は、どうぞワークショップにいらしてくださいね。

【前回のご感想】

気功とアレクサンダー・テクニークとを一緒に教わることで、半日の間なのにだんだんと感じかたが変わりました。 手を上げる、下げる、体を前へ倒す、起き上がる、膝を前へ送り出す、息を吸う吐く、などの動きが連続して一緒になるのを少しずつ丁寧に体験させていただいたと思います。 最後はとても気持ちよく動けて嬉しかったです。
いつも足や手の先がとても冷たいのに、その日はジーンとして熱かったので、もしかしたら筋肉痛になるのかなと思っていたら、今日になってもどこも痛くならないです。(C.Nさん、40代)」

 

「気功に慣れない私にとって、今回の気功とアレクサンダー・テクニークのワークショップは、ゆり子先生に身体が楽になっているかを見てもらいながらだったので、自然に体感しながら受けとめることができました。
今朝、素足で立ってみたら、床に足の裏がしっかり密着して押されても倒れないぐらいの密着力を感じました。しっかり大地に支えられている安心感もありました。大地に包まれている感じでともいえるかもしれません。

ワークショップ当日、足・腕・股関節・膝等の使い方を一つ一つ丁寧にチェックしてもらったことによって、身体がより楽に動かせて必要以上の力がからだに入りませんでした。
このことによって、からだが気功の方法を覚えてくれた気がします。動きを覚えるためにエネルギーを使わずにすんだので疲労感はなく、自然に家でやってみようと思えました。

本当に余計なことをしなければいいんですね~。改めて体感できました。(Y.T.さん、60代)」

意到気到、無極、太極、混元
晶子さんのホワイトボード・ドローイング…意到気到、無極、太極、混元

 

今年もまた、気功って気持ちいい!ということ、そしてまた

ただ立っているって気持ちいい、ということ
を、参加者全員が実感できる時間にしたいなと思います。

前回、参加された方も、はじめての方も、一緒にできればと思います。

講師紹介

【座間晶子さんについて】

しょうこさんtrim晶子さんは横浜出身、シアトル在住で、シアトルで道教学院という気功と太極拳の学校をご主人と一緒に運営されています。絵描きでもあり、アレクサンダー・テクニーク教師であり、歌、舞踏、芝居などのパフォーマーでもあり、料理人でもある、多彩で多才な先生です。 http://www.taoiststudiesinstitute.org/ 道教学院のサイト(英語) http://www.shokoza.com/ 晶子さんのサイト(日・英)

【石井ゆりこについて】自信のない大学生だったときに

アレクサンダー・テクニークに出会い、自分のために6年ほど学んだ後、4年間のトレーニングを受け、卒業後、18年間、2000人以上の方々に教えてきました。このワークのシンプルさと奥深さ、何にでも応用できる柔軟さに魅せられています。
国立音楽大学非常勤講師。
著書『無駄な力がぬけてラクになる介護術』『演奏者のための はじめてのアレクサンダー・テクニーク』

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日 時:2018年3月4日(日)10:30~16:30
(12:30から1時間15分ほどお昼休みの予定)
場 所:東京都文京区 ………お申し込みの後、ご案内をお送りします。
参加費:10000円
定 員:10名 満員御礼となりました。今後はキャンセル待ちとさせていただきます!2/21記 キャンセル待ちと次回開催のご連絡がほしい方はフォームからメッセージください。

講 師:座間晶子/石井ゆり子
お申し込み、お問い合わせ:下にあるフォームにご記入ください。
または、 yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。 1) お名前 2) お電話番号 3) このワークショップをどちらで知りましたか? 4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)

 

3月18日「『見ること』『見られること』とアレクサンダー・テクニーク講座」についてはこちら。
アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、東京と神奈川で週3日づつ個人レッスンを行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。
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樹木も人間も、環境に応じて自分を最適化させている。

もう去年の秋の話になってしまいますが、東京農大で樹木医の三戸久美子さんのお話と、アレクサンダー・テクニークのコラボ「樹木のかたちの読み解きかたとアレクサンダー・テクニーク」講座を行ったときのことを報告したいと思います。

三戸さんの「樹木のかたちの最適化」のお話、おもしろかったです。
木が、光を獲得するために自己最適化をし続けるという話。それは固定されたものではなく、ダイナミックな動きだということ。木は上に伸びていくだけでなく、置かれた環境その他によっては、横にひろがっていくものもあるし、枝をねじったり、石などのうえに乗っかったりもする。そういう「かたちの最適化」が、合理的な成長だというお話でした。

木は倒れかかった自分の体を起こすこともできるということです。

実際に散歩をしていて、そんなふうな木に出会うことがあると、そのダイナミックなたたずまいに感銘を受けますが、あらためて説明を聞いて、写真も見せてもらいながら、

「人間も同じなのではないか?」
と、私は思ったのでした。

人の姿勢としてよく、
まっすぐにしないといけないのでは?
曲がっていてはいけないのでは?
左右非対称だとよくないのではないか?
左右非対称になってしまうような行為(楽器の演奏など)をいつもしていると、いけないのではないか?
などと気にする人がいますが、そんなことはないと私は思うのです。

人間も、環境に応じてかたちの最適化が自然に起こっている。

人間の場合は木のように長い時間をかけて動くのではなく、すばやく動けるのが違いかなと思います。

人間は、瞬間瞬間に、環境に呼応して形を変えているのでは?
それが自然に起こっているのではないか?
木がやってることと同じことを人間もしているのではないかと思うのです。

そこで後半のアレクサンダー・テクニークを使ったワークの時間では、

「自分が刺激に応じてどう動くか、それを信頼をもって見てみる」
ということを心に留めて、

・床においた枝を、自分全体を意識して、少し離れたところから手に取る。

ということをし、そのときの自分を観察してもらいました。
自然に、ひざや股関節や足首の関節が曲がっていくのがわかります。

枝を手にとるとき、使っているのは手だけではなく、体全体なのだということがわかります。

それから、足の下の地面からの力を意識しながら手をあげること。

そして二人組になって、手の平の上に相手の人の手の平を載せて、ひとりが手を動かすと、手をとおしてもうひとりにはどんな動きが自然に起こるのか見てみる、というワークをやりました。

さらに、
・二人組で押し合いっこ(直接的には手で押すのだけど、実は手の力ではなく、重力の力を使っている)
・二人組で、重力の力を利用して、座る。
・葉っぱがたくさんついた重い枝を渡し合う~準備せずに受け取る。(準備したくなるのを抑制する)。

というようなことをやりました。
(葉っぱがたくさんついた重い枝は、朝一番に、農大の内田均先生が農大の校内の木を剪定して運んできてくださいました。)

人間も、刺激に応じて自分を最適化させて動ける自分を信頼できる体験を持つと、ふだんの生活のなかでも、無理せずより自由に動けるようになるのではないかと思います。

そして、木を見るときに、同時に自分のからだのことを思い、より共感を持って見られるようになるかもしれません。

—–

今日はもう年が明けて、冬。
今、うちに植木屋さんがいらして木を切ってくださっています。若手だけれど10年仕事されている方。
これからどんなふうに育っていくかを見ながら切ってくださいました。すっきりしたけど、全然さびしくはならず、むしろ心地よさが増しました。木の理解者の方のお仕事、すばらしいです。

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、東京と神奈川で週3日づつ個人レッスンを行っています。
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デビ・アダムス来日(2017年12月)企画一覧

17年前から毎年、ボストンにアレクサンダー・テクニークの勉強に行っていたのですが、そのときにお世話になっていた先生、デビ・アダムスさん。アレクサンダー・テクニーク教師で、ピアニストでもあります。

そのときは、トレーニングコースのアシスタントをされていたのですが、今はボストン音楽院のなかに新しくできたアレクサンダー・テクニークのトレーニングコースの校長先生になられて5年目。

3年前にはじめて日本に来てくれて以来、すばらしいワークが好評で、継続していらしてくださっています。

親しみやすい人柄で、どんな質問にも真摯に答えてくれるのは変わらないデビさんです。

いくつかのテーマを入口としたワークショップ3つと、個人レッスンを企画しました。

ご興味のある方は、どなたも歓迎です。


■12/13日(水)ワークショップ
「人前に立つときに ”楽さ” を見つける」
http://www.littlesounds.com/wp/debi20171213performance/
人前に立つことに、興味あるいは苦手意識がある方、
音楽演奏やパフォーマンスをする方
…演奏ができる、ピアノもあるスタジオで行うワークショップです。

■12/17(日)ワークショップ
「アレクサンダー・テクニークをとおして”体験”を深める」
http://www.littlesounds.com/wp/20171217debiatworkshop/
アレクサンダー・テクニークの基本的な原理である「抑制(インヒビション/inhibition)」の可能性について、デビさんと一緒に具体的な体験をとおして探究していきます。

■12/19(火)デビ・アダムス・ワークショップ
「(アレクサンダー・テクニークにおいて)、教師の役割とは何か?」
http://www.littlesounds.com/wp/20171219debi-oshieru/
アレクサンダー・テクニーク教師、トレーニー、またアレクサンダー・テクニークを継続して学び続けている人にお勧めのワークショップです。

■デビ・アダムス個人レッスン
http://www.littlesounds.com/wp/debiprivate201712/
12/12(火)藤沢・鵠沼スタジオ
12/18(月)、12/20(水)、文京教室
音楽家の方には、ピアニストでもあるデビさんにピアノや、ほかの楽器演奏を見てもらうこともできます。(会場にはアップライトピアノがあります)。

また寝て休むワークや、日常動作を通したベーシックなワークは、どなたにもお勧めです。

●デビ・アダムス(Deborah Fishbein Adams)さんについて

ATI(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)公認アレクサンダー・テクニーク教師、クラシックピアニスト。
ボストン音楽院にて、音楽家とダンサーにアレクサンダー・テクニークを教えている。個人としてもアレクサンダーテクニークとピアノの指導を行う。2013年より音楽院内でアレクサンダー・テクニークの教師養成コースを運営しており、それに先立ちトミー・トンプソンの教師養成コースで長年アシスタントを務めている。ATIの倫理諮問委員会の共同委員長。
今は成人した2人の娘の母親。

最近は、ベッツィー・ポラティンから「アクターズ・シークレット・トレーニング」を受けており、そのなかでアレクサンダー・テクニーク、カール・スタウの呼吸のワーク、ピーター・リヴァインのトラウマのワークを探求している。

参考:デビさんについて(過去ブログより)
http://www.littlesounds.com/wp/?s=デビ

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、この期間以外には石井ゆりこが、東京と神奈川で個人レッスンを行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。
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デビ・アダムス、アレクサンダー・テクニーク個人レッスン2017年12月

13日(水)「人前に立つときに ”楽さ” を見つける」17日(日)「アレクサンダー・テクニークをとおして”体験”を深める」に続いて、

デビ・アダムスのアレクサンダー・テクニーク個人レッスンをご案内します。

ピアニストの方でしたら、ピアニストでもあるデビさんに、アレクサンダー・テクニークをピアノ演奏にどう応用したらいいか、実際にピアノで曲を弾いて見てもらうのもよし(会場にはアップライトピアノがあります)。

それ以外の演奏家の方でしたら、楽器演奏や歌や、パフォーマンスへの活かし方を探究したり、呼吸について探究するのもよし。

参考・デビ・アダムスによる、音楽家のための12のおきて

あるいはどなたでも、寝た姿勢で休むワーク(テーブルワーク)、日常動作やいろいろな動きをとおしたワークで、自分のなかにある繊細さやダイナミックさへの可能性に触れるのもよし、
子育てや、人間関係の困難へのアレクサンダー・テクニークの活かし方について聞いてみるのもよいと思います。

アレクサンダー・テクニーク教師や教師見習いの方は、教えることについて、複数枠をとってペアやミニグループでやってみるのもよいでしょう。

1回45分13500円(通訳代込み)
・ワークショップご参加の方と、2枠以上申し込まれる方は2回目以降1回11500円(通訳代込み)
・事前振込をお願いします。お申し込み後、振込先をお知らせします。

12/12(火)藤沢・鵠沼スタジオ 14:30、15:15, 16:00
12/18(月)文京教室 15:30、16:15、17:00、18:30、19:15
12/20(水)文京教室 15:30、16:15、17:00、18:30、19:15

12/23(土・祝)は教師向けワークショップをやることになりました。

下にあるお申し込みフォームからお申し込みください。

講師紹介 デビ・アダムス(Deborah Fishbein Adams)

ATI(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)公認アレクサンダー・テクニーク教師、クラシックピアニスト。
ボストン音楽院にて、音楽家とダンサーにアレクサンダー・テクニークを教えている。個人としてもアレクサンダーテクニークとピアノの指導を行う。2013年より音楽院内でアレクサンダー・テクニークの教師養成コースを運営しており、それに先立ちトミー・トンプソンの教師養成コースで長年アシスタントを務めている。ATIの倫理諮問委員会の共同委員長。

近年、ベッツィー・ポラティンから「アクターズ・シークレット・トレーニング」を受けており、そのなかでアレクサンダー・テクニーク、カール・スタウの呼吸のワーク、ピーター・リヴァインのトラウマのワークを探求している。今は成人した2人の娘がいる。

 

 

アレクサンダー・テクニークlittlesoundsでは、この期間以外には石井ゆりこが、東京と神奈川で個人レッスンを行っています。
レッスン・スケジュールとお申し込みはこちらです。

 

お申し込みフォーム

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12/19(火)デビ・アダムス・ワークショップ「(アレクサンダー・テクニークにおいて)、教師の役割とは何か?」

13日(水)「人前に立つときに ”楽さ” を見つける」17日(日)「アレクサンダー・テクニークをとおして”体験”を深める」に続いて、この冬のデビの3つめのワークショップをご案内します。

アレクサンダー・テクニーク教師、トレーニー、またアレクサンダー・テクニークを継続して学び続けている人にお勧めのワークショップです。

12/19(火)デビ・アダムス・ワークショップ
「(アレクサンダー・テクニークにおいて)、教師の役割とは何か?」

アレクサンダー・テクニークを教えていて、
「アレクサンダー・テクニークの教師の役割ってなんだろう?」と考えることがあります。
みなさんも、ありますか?
教えている人も、また習っている人も、それについて考えることあるのではないでしょうか?

19日(火)のワークショップは、この問いを入口にして、デビと一緒に探究を深める日にしたいと思います。実践的なことにつながるかもしれないし、17日(日)や13日(水)のテーマとつながるかもしれないし、この問いを持ちながらどこに行くかは、当日のお楽しみ!

 

講師紹介 デビ・アダムス(Deborah Fishbein Adams)

ATI(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)公認アレクサンダー・テクニーク教師、クラシックピアニスト。
ボストン音楽院にて、音楽家とダンサーにアレクサンダー・テクニークを教えている。個人としてもアレクサンダーテクニークとピアノの指導を行う。2013年より音楽院内でアレクサンダー・テクニークの教師養成コースを運営しており、それに先立ちトミー・トンプソンの教師養成コースで長年アシスタントを務めている。ATIの倫理諮問委員会の共同委員長。

近年、ベッツィー・ポラティンから「アクターズ・シークレット・トレーニング」を受けており、そのなかでアレクサンダー・テクニーク、カール・スタウの呼吸のワーク、ピーター・リヴァインのトラウマのワークを探求している。

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日 時 : 12月19日(火)10:30~17:00
(13:15頃~14:00昼休み)
会 場 : 都内(お申し込み後、お知らせします)。
参加費 : 17000円(半日参加は13000円。事前振込。お申し込み後、振込先をお知らせします。)
定 員 : 8名
講 師 : Debi Adams (通訳つき)
お申し込み、お問い合わせ:一番下のお申し込みフォームに入力ください。または
yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。
1) お名前 2) お電話番号
3) このワークショップをどちらで知りましたか?
4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)
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お申し込みフォーム

【お名前】

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【お住いの地域】

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【年齢】

【参加希望ワークショップ】
日時:

ワークショップのタイトル:

【ワークショップについて、どこで知りましたか?】

【参加するにあたって、特に興味があることなど、ご自由にご記入ください。】

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12/17(日)デビ・アダムス・ワークショップ「アレクサンダー・テクニークをとおして”体験”を深める」

私のアレクサンダー・テクニークの先生のひとり、デビ・アダムスさんが、今年(2017年)12月に米国ボストンから4度目になる来日をします。

アレクサンダー・テクニークは、同じ原理でも、教師によって、どこを大事にするかが違ったり、それをどう表現するかが違ったりするので、学び続けるプロセスでいろいろな先生に出会うことで、視野が広がったり学びが深まったりして、「じゃあ、それを自分はどのようにそれを自分のために生かしたいのだろう?」と考えるためのヒントが増えます。

今回、紹介するデビさんも、とても勉強家で、(アレクサンダーさんの本を読み込んでいるという意味でも、ほかのジャンルについても)生徒の持ってくるどんな質問にも真剣に答えてくれるお勧めの先生のひとりです。

そして個人的にも、デビや、デビの先生のトミーの考え方、教え方はとてもしっくりくるのです。

ワークショップいくつかと、個人レッスンを企画します。
12/17は、アレクサンダー・テクニークの基本的な原理である「抑制(インヒビション/inhibition)」の可能性について、デビさんと一緒に具体的な体験をとおして探究していきます。

私も、今回のデビから何が出てくるか、楽しみです。

12/17(日)デビ・アダムス・ワークショップ
「アレクサンダー・テクニークをとおして”体験”を深める」

「抑制する」とはどういうことでしょうか。
テンセグリティー体としての私たち本来の性質を、「抑制」はどう解放するのでしょうか。
そしてこのプロセスの助けになるような、どんなレファレンス・ポイント(参照点)が私たちにはあるでしょうか。

このワークショップでは、アレクサンダー氏の「抑制」を実践するためのさまざまな方法を探求します。
このシンプルな行為が、いかに私たち本来のデザインを呼び覚ますのかについても、みていきます。
本来のデザインを理解する手立てとして、ケン・スネルソンのテンセグリティー彫刻をとりあげ、「抑制」を理解する手立てとしてはフランク・ジョーンズのレファレンス・ポイントをみていきます。
探求したいアクティビティー(日常動作や、何かやりたいことなど)をお持ち寄りください。

講師紹介 デビ・アダムス(Deborah Fishbein Adams)

ATI(アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル)公認アレクサンダー・テクニーク教師、クラシックピアニスト。
ボストン音楽院にて、音楽家とダンサーにアレクサンダー・テクニークを教えている。個人としてもアレクサンダーテクニークとピアノの指導を行う。2013年より音楽院内でアレクサンダー・テクニークの教師養成コースを運営しており、それに先立ちトミー・トンプソンの教師養成コースで長年アシスタントを務めている。ATIの倫理諮問委員会の共同委員長。

近年、ベッツィー・ポラティンから「アクターズ・シークレット・トレーニング」を受けており、そのなかでアレクサンダー・テクニーク、カール・スタウの呼吸のワーク、ピーター・リヴァインのトラウマのワークを探求している。

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日 時 : 12月17日(日)10:30~17:00
会 場 : 都内(お申し込み後、お知らせします)。
参加費 : 17000円(事前振込。お申し込み後、振込先をお知らせします。)
定 員 : 10名
講 師 : Debi Adams (通訳つき)
お申し込み、お問い合わせ:一番下のお申し込みフォームに入力ください。または
yuriko@littlesounds.com までメールで以下をお知らせください。
1) お名前 2) お電話番号
3) このワークショップをどちらで知りましたか?
4) その他、参加するにあたって、特に興味があることなどをお知らせください。)
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このワークショップ以外に、2017年12月11日~23日の間に個人レッスンとワークショップを企画する予定です。興味のある方はお問い合わせください。
12月13日は、ワークショップ「人前に立つときに ”楽さ” を見つける」があります。


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マリー・フランソワズ語録

6月に来日してワークショップをするアレクサンダー・テクニーク教師、マリー・フランソワズの言葉を、
昔のノートから探して、写してみました。
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マリー・フランソワズ語録 
・KAPPAのトレーニング・クラスにて 1999年 @京都
・ATA合宿 2000年 @静岡・函南
                  石井ゆりこのノートより
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アレクサンダー・テクニークの教師としてのあり方について

Does the teacher make you doing less?
Or does the teacher make you doing more?
(先生はあなたを、”より少なく”させてくれていますか?
 それとも、”より多く”させていますか?)

・わからなくても、そこにいることが大事
 そこにいることでサポートになる。

・コメントを、ムーブメントにする。
 コメントによってラベルを貼らない。

・時間をかけて、見て、聞いてみる。
 生徒と一緒にやる。
 わからなくなったときにはとくに。

・川に木の枝がたくさんあって水がうまく流れないとき、水をひっぱりますか?
 水はひとりでに流れています。それを尊重すればいい。

・手を使うのと、質問&答えを使うのは、同じこと。
 「いつでも、どんなものでも、質問やコメントをしたいときにはしてください」と言って、
  たずねられたら、答える。
 「わかりません」「それはそれほど大切なことではありません」
 「それについては、あとで答えられるかもしれません」
 というのも、ひとつの答え。

・レッスンのあと、なにか生徒に持って帰ってもらう。
 ときには、質問を持って帰ってもらう。

・そのときの役割が先生であるとき、生徒であるとき、見てる人であるとき、どの役割のときでも、
 その人としての同じ質を保てることが大事。

○垂直性(verticality /バーティカリティ)の流れ全体

 「背中のサポート」とは、背中の構造だけにかぎることではない。垂直性の流れ全体のこと。

○関節と筋肉

・関節のスペースにはたらきかけると、筋肉のはたらき方が変わってくる。

・筋肉は、歳を取ると弱くなってくるかもしれないが、関節のはたらきは、歳とともによくなることがある。

○インヒビション/inhibition/抑制

・ドアを開ける鍵とドアを閉める鍵は同じ鍵ですよね。
 状況によって全部違う鍵を持っていなければいけないことはない。

・インヒビション(抑制)は、ほうきです。
 先生はほうきの使い方を教え、ほうきで何を掃くかはそれぞれの人が決める。
 それぞれの人にとっての青空を見るために。

・インヒビションはアレクサンダー・ワークに属してはいない。人生に属している。
 ただ、アレクサンダーの先生はインヒビションをどう使ったらよいかを、よりよく知っている人。
 そして、それを伝える方法を知っている人。

○プライマリー・コントロール

・プライマリー・コントロールは、概念ではない。
 「持っていなければならないもの」でもない。
 ただ、そこにあるもの。

・プライマリー・コントロールは、関係性。

・「首を楽に」は、プライマリー・コントロールのひとつの入り口。
 入口に入ったからといって部屋に入ったことにはならない。
 鍵は、Undoing(やめていく、少なくしていく) プロセスに、ある。

○ready to move (動く準備ができている)
予期しないことが起こったときにこそ、動く準備ができていること(ready to move)が必要。

○Non-doing
Non-doingとは、いつでも静かなものとは限らない。
とっさに攻撃されたときにさっとよけることができるのもNon-doing.
自由な動きをもってNoと言えるのも、Non-doing.

○自律性(Autonomous)
自律性とは、そのときのまわりの状況から切り離されていることとは違う。

○○○

・楽器を正確にチューニングしたからといって、ミュージシャンがいなければ、音楽は鳴らない。
 ショパンはチューニングの狂ったピアノですごい演奏をした。

・しんどい体のなかに、とても生き生きとした人が住んでいることもある。

・アレクサンダー・ワークをやって、必ずしも人生が楽になるとはかぎらない。
 でも、自分の人生に出会えるようになる。

・それぞれの人たちが、本質的な価値とどうつながるかを探していきたい。

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マリー・フランソワズのアレクサンダー・テクニーク・ワークショップのご案内はこちらにあります。(文字をクリックしてください)。経験者も、初心者も歓迎です。

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解剖学とアレクサンダー・テクニークと、体の感覚と認識

アレクサンダー・テクニークのレッスンに継続して来られているTさんが、感想を送ってくださいました。

アレクサンダー・テクニークのレッスンは、生徒さんの問題意識や、生徒さんのそのときの状態によって、アプローチのしかたも、結果として得られるものも、少しづつ違いますが、たとえばどんな感じなのか、多様なレッスンの一端を知る手がかりとして、ご本人の許可を得て掲載させていただきます。

 「長年、自分の身体が重くて疲れやすかったりしたので、いい年齢になって、何か手に職をつけたいと考えたとき、整体やアロママッサージの道を選びました。しかし、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受ける前は、学校で学んだ人体の骨格や解剖学について、他人の身体を観るとわかるのですが、いざ自分自身の身体となると、肩甲骨や骨盤ががどこにあるかとか、頬やアゴはどのへんなのか…等などがまったく実感できず、わからないままでおりました。人には、ここが肩甲骨で…などと語りながら自分の身体の上では捉えられないもどかしい感覚に悶々としていたところがありました。


アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けてきた現在では、自分の身体~胴体はここで、首はここ、等…を、やっと感じられるようになり、それがさらに自分自身の安定感として感じられ、嬉しく思っています。

 私のような、感覚的な悩みが、具体的な指導でもって解決されていく方法があるなんて…もっと早く出会っていたら楽に生きて来れただろうと思うと涙が滲むこともありますが、今出会えていることに感謝しなくては、とも思っています。(Tさん)

アレクサンダー・テクニークのレッスンのなかでも、体の解剖学的なこと~体についての地図(ボディ・マッピング)を扱うことがありますが、一般的な解剖学と違うのは、知的な知識だけではなくて、自分の体で認識する、ということを大事にしているところです。

図や、スケルトンモデル(骸骨人形)を使って解説することもありますが、それで終わりではなく、自分で動いてみること、触れることなどを使って総合的に、認識と感覚をつなげられることを目指しています。

その人によって、認識しやすいところもあれば、なかなか認識しづらいところもあるでしょう。感覚と認識の回路が少しづつつながり、認識できる範囲が増えたり、深まっていくと思います。それにつれて、体の動きがよりしなやかになっていったり、より生き生きと、そしてリラックスできるようになったりしていくことが多いです。

体について、頭ではわかっていたつもりだったにもかかわらず、おかしな思い込みがあったことに気づくこともあります。それは、笑ってしまうような思い込みだったりもします。「ああ、こんなふうに思いこんでいたのだな」と、気づくだけで、体や、動きが変わったりすることがあります。

 

こちらにも、アレクサンダー・テクニーク・レッスンの体験談があります。

そもそも、アレクサンダー・テクニークとは?

石井ゆりこによる東京と神奈川・湘南でのアレクサンダー・テクニーク・個人レッスンのスケジュールはこちらです

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力を出すとき、首は楽でいい

子どものころから運動が苦手だった母が、70代になって高齢者女性をターゲットにしたフィットネスクラブに行くようになって、びっくり。しかも、とても楽しそうに通っている。「やっぱり筋肉を鍛えなきゃだめよ」なんて言って。
あんまり楽しそうなので、私もちょっと行ってみたいなと思うくらい。
ただ、唯一できないのが、仰向けから起き上がる、腹筋の運動で、できなくて恥ずかしい、と言う。
「起き上ろうとするときに、首を固めてるんじゃない?と言ったら、「えー?」と言いながら、でも見てほしい、と言われて、やってるところを見てみた。
やっぱりそうだった。「さあ起き上ろう」というときに、首を固めてる。
首は楽なまま、頭を動かす/回転させる。自分のおなかを見るような感じで。それに背中がついてくる。
私が頭の後ろに触れて、一緒に動く。
「ゆりちゃんが支えてくれたからできた」「いやいや、力はほとんどいれてないよ。方向づけただけだよ。」
今後も、タイミングが合うとき、やってほしい、と言われる。

今まで、アレクサンダー・テクニークは自分は必要じゃないし、よくわからないし、生徒さんたちのことも、「よくお金払ってわざわざ来るわねえ。ありがたいけど」と、言っていたけれど、少しはわかってくれたかな。
力を出すとき、首は楽でいい、というのを、覚えてくれたらいいな。

子どものころから運動が苦手だった私が、こんな仕事をしています。

 

アレクサンダー・テクニークとは?

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