癖に戻ることを恐れない。

初めてレッスンに来られた生徒さんからときどきこんな質問を受けます。 レッスンを受けたあと、3日ぐらいはとても軽やかで、よい状態だったのですが、その後、元に戻ってしまったように思います。どうしたらいいでしょうか? これについて、答えてみますね。 まず、レッスン後の”感覚”は、時間が経つと薄まるのが普通ですが、それは体験が体に馴染んできたということでもあるし、”元”に戻ったというわけではないと思います。 新しい体験をした後は、自分が普段の癖の方向に行こうとするのが、よりはっきりと、感じられると思います。つまり、今までは気づかなかった「普段の癖」への自覚が目覚めてきている、と言えると思います。。それが自覚できるのは、よいことです。 今までの人生で、年月をかけてつちかってきた癖は、やはり、根強いので、たとえ、その癖が今は必要なかったり、”やりすぎ”であったとわかった後でも、いつもの慣れ親しんだ癖に戻ろうとする力ははたらきます。 そうだとしても、レッスンで、古い癖をとりはらった新しい自分の使い方で存在(being)した体験を、あなたはどこかで覚えています。ちょっとしたきっかけさえあれ...
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癖や習慣的反応に気づいたら

手放したい癖や、習慣的反応に戻ったことに気づいたとき、自分で何かできることはありますか? レッスン後、3日ぐらいはとても軽やかだったのですが の続きです。 (レッスンとレッスンの間に、家でひとりでできることのヒント)。 ・まず、癖や習慣的反応を=悪い、とは思わないようにしましょう。 ・自分の癖は、反応に気づいただけでも、十分に意味のあることです。なので、無理に何かをしなくてもよいです。でも、もし気持ちの余裕が十分にあったら、次のようなことをやってみてもよいでしょう。 ・ゆったりとした気持ちで自分を観察してみてください。あせって癖をすぐにパッと直さないで、まずは自分が癖に入るときのパターンを観察してみてください。形だけじゃなくて気持ちにも目を向けてみるといいです。 ・癖を直接的に変えようとしないでください。まず、  ”首が楽で、頭がプレッシャーなくその上にあり、脊椎全体が解放されていく” と思ってみましょう ”思うだけ”でよいです。できている実感があるまでやると、それは、やりすぎです。やりすぎると、緊張が生まれて、固くなってしまうので逆効果です。 また、”思う”ときの言...
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セミスパイン~家でできること

「セミスパイン」、「建設的な休息(constructive rest コンストラクティブ・レスト)」などと呼ばれている姿勢をとって、休む方法を紹介します。 床か台の上に仰向けになります。もし床が冷たい場合は毛布などを敷きましょう。(布団はちょっとやわらかすぎるのでこのワークにはお勧めしません)。 仰向けになって、頭の下に本、あるいは柔らかすぎない折り畳んだバスタオルを置きます。(首の下ではなく、頭の下に置きます。首の下には空間があるように)。本の厚さは、首の前と後ろがちょうどよいバランスで、首の前後どちらかがひっぱられないくらいの厚さです。1~1.5センチぐらいの単行本ぐらいでちょうどよい人が多いですが、もっと厚いほうが合っている人も多いです。人によっては本がなくてもよい場合もあります。体格や、緊張の度合いによって異なります。 頭・首・胴体を床に休め、手のひらを、お腹か左右の腰の骨の上に置きます。そのときに、肘は胴体から離し、鎖骨、肘、手のひらで大きな三角形を作るようにします。鎖骨、肘、手のひらまでの腕全体を動かす動きによって、首や肩がより休まりやすくなるでしょう。 足の長さをイ...
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