空気は「自然に」入ってきて、出て行くときも体が「自然に」支えてくれます。

私は管楽器(ユーフォニウム)を吹いているのですが、演奏するときも、無意識に、腕や背中、足など、色々なところへ必要のない力をかけていたことに気づきました。

立って・座って、楽器を構える瞬間、ゆりこ先生のアドバイスをちょっと思うだけで、楽器がいつもより軽く感じられます。演奏中、空気を吸ったり吐いたりする時にも、身体が今までより、やわらかく立体的に感じられるようになりました。
空気は「自然に」入ってきて、出て行くときも身体のあらゆる所が「自然に」支えてくれます。

テーブルワークでは、自分の体のいろいろな所が、こんなに長く、広かったのかとびっくり!レッスンの度に、立つこと、座ること、歩くこと、呼吸をすること、、、普段何気なくしていることが、本当はこんなに楽でスムーズなのかと新鮮でした。(そうしていなかったことにも気づかなかったので。。。)

身体の感覚はもちろん、私は気持ちにも変化がありました。自分が今、どういう状態か、いい意味で冷静に感じられ、不必要な緊張がなくなり、あらゆる「間(ま)」を楽しむ余裕ができたように感じます。演奏しているときも、そして、普段の生活でも、そう気づく瞬間があります。
日常生活の中の自分と何かをしている自分、身体と気持ち。全てがつながっていて、相互作用していることを実感する今日この頃です。
何かをする人や、どこか体が辛い人はもちろん、今、気になることがない人も、アレクサンダーテクニークに触れるときっと新しい感覚が得られると思います。

(E.Y.さん 管楽器(ユーフォニウム)奏者)

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