「こうであるべき」を、ほどいていく

「こうであるべき」というのが、どんどん増えて、窮屈になってしまうこと、ありませんか?
アレクサンダー・テクニークのレッスンでは、そのような「こうであるべき」を、ほどいていく手助けをしています。
自分のからだや、自分の感覚や、自分のやり方を見つけやすくなる
そのための援助をしています。
なのでレッスンと言っても、普通一般的なレッスンとは少し違うかもしれません。

触れてワークするときには、私が自分自身の感覚に、楽器の調弦をするようにチューニングして、それが相手に伝わる、そんな触れ方をします。
すると相手の人には、自分ひとりでワークするときより、もう少し繊細なところ、深いところで変化が起こるようです。
その体験によって、自分でワークするのが、もっとやりやすくなるようです。

(教師の私も、ほかの教師や仲間の助けを借りると、気づかなかった体の感覚や、広がりや自由さに気づけます。他者という存在は、いつもありがたいものです)。

気づきが増えると、さらなる可能性にアクセスできる。
それを、味わい、楽しみましょう。

オンライン個人レッスンも行っております。
親子、友人などのペアレッスンも行っております。

スケジュールその他については下記のリンク先をご覧いただくか、
メールでお問合せください。

7月前半のアレクサンダー・テクニーク・レッスンスケジュール

 

■ 足踏みろくろ体験

ひさしぶりにちょっと遠出をして、「足踏みろくろ」という、電気をいっさい使わないろくろを使って、二日間かけて木の器を作るという体験をしてきました。
長い柄の刃物の角度をコントロールするのに、繊細さと、けっこう力が要りますが、
アレクサンダー・テクニークの原理を思い出して、手だけではなく体全体を使うことを意識したことで、筋肉痛にならずに済みました。
それでもけっこう体力がいるので2人で交代しながらやりました。
先生はひとりで数時間で仕上げるそうで、すごいです。

とても楽しかったです。
これは「グリーン・ウッドワーク」という、乾燥させない、切ったばかりの生木を加工する技術の一環です。電力の機械が登場する前のやり方で、
木目に沿って削っていくので基本なのです。
そのためにはよく木を観察することが大事で、
そうすると、無理なく、美しいものができてきます。
そして何より、つくる過程で、木と仲良くなれる気がして、それが楽しいです。

アレクサンダー・テクニークとも、共通するなあと思います。

アレクサンダー・テクニークの通訳・翻訳を長年やっている、パートナーの松代尚子さんが、これをやっていて、今回ひさしぶりにご一緒させていただきました。

器挽き中の私(動画)
https://www.facebook.com/littlesounds/posts/10228205721867183

尚子さんのサイト:ぐりとグリーンウッドワーク

中津川グリーンウッドワークベース

 

(5月のメルマガより)

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