ダンサー・アスリート・身体表現をする方

ダンサー(バレエ、コンテンポラリー・ダンス、フラ、アフリカンダンス、民俗舞踊、日本舞踊、舞踏、ヒップホップダンスなど)、
ヨガ(学んでいる方からインストラクターまで)、
太極拳や気功、武道をされる方、
俳優などの方も、アレクサンダー・テクニークを学ばれています。

また、ゴルフやバッティング、山歩き、ランニング、水泳などに活かしている方々も多くいらっしゃいます。

「これからの方向を左右する貴重な体験となりました。

自分で思っているよりも、イメージ先行の形(型)にとらわれていること、
それから、『体の声を聴く』という言い方をよく使ってきましたが、それを真に行っているかは、いつも問いかけていくものなのだということ等に気づきました。
ほんの一瞬で目の前が開けるような、感動の経験でした。

自分の身体表現のありかたを、静かに熱く、あらたに取り組んでいく気持ちの準備ができました」(ダンサー、50代、Eさんの体験談)

レッスン内容としては、
プライマリー・コントロール、
体の軸を使う感覚、
立つこと
などからはじめ、
そのダンスや身体表現に特有の動き(ターン、重心移動、手の動きや足の動き、腰の使い方など)にどう応用できるかを見ていきます。

その人のいつもの動きを実際にやってもらい、その身体表現の意図するところをお聞きしつつ、いかに目的に合った無理のない動きができるかを一緒に見ていきます。

ダラッ、ふにゃふにゃ…というのとは違う、力の抜き方を学びます。

動くとき、舞台に立っているときの空間認識や、見ることについても扱います。
アレクサンダー・テクニークは、自分と空間との関係を見直すためにも役に立ちます。

やりすぎをやめること、あるいは「身構え」をやめることによって、
難しいと思っていた動きが楽にできるようになったり、
より美しく、よりパワフルな動きが、あるいはより繊細な動きが生まれます。そして、体を傷めにくくなり、怪我が起こりにくくなります。

怪我からのリハビリの過程に、体の軸という観点から併走することもします。

私自身はダンサーやアスリートではありませんが、ニュートラルな観点からそのダンスや動きを見て、お話を聞き、ご本人がやろうとしていることと、実際にやっていることのずれを見て、どうしたらそのずれをなくせるかを一緒にみさせていただきます。